湯船にて

冬の間、日替わりで楽しんでいた温泉の素。残りわずかとなり、あとはちびちび楽しもうと、久しぶりに入浴剤を使わず湯船に入ったら、何だかお湯の色がやけに新鮮に思えた。何も入れていないのに、思いのほか水色なのである。そこに肌の色が対比する。


しゅわしゅわしゅわ〜と音がすることに気がついて辺りに目をやると、皮膚についた水泡が指で押し出されて水面にのぼって行く音だった。


(厳密にはよく見えなかったが、子どもの頃、よく観察していたのでその光景が目に浮かぶ)


泡のはじける音は心地よく、しばらくその音に聞き入った。

最新記事

すべて表示

幸せの基準

この頃、夜時間ができるとまた折り紙を触ったりしている。と言ってもそんな余力があるのは週末くらいなもので、それでもリハビリ的に手を動かしていると「楽しいな」という感情が自然とわいてくる。そりゃそうだ。だって子どもの頃から、こうやって何か作ったりするのが一番好きだったんだもの。 外に思うように出て行けなくなって、自分の幸福の基準をしばしば考えるようになった。 私はどんな時にうれしく幸せな気持ちに包まれ

記録

以前、過労が原因でかつてない無気力感を味わってからというもの、このままやり過ごしたらきっとうつになるという危機感から、自分の生活習慣を見直すようになった。 現状把握のためカレンダーへ出勤・退勤時刻を記録、次第に2、3文の日記、1日の健康状態を○×△で評価、今では掃除洗濯した日までメモするようになって、カレンダーを見ればおのずと1ヶ月の生活のありようを俯瞰できるようになった。 たとえ汚い走り書きでも