料理の姿勢

先日、久しぶりに母と並んで台所に立ったら、

意外と付け合せの切り方が雑で

思わず「そんな風でいいの?」と聞くと

「そうよ、これぐらい」と母。


確かに盛り付けられたそれは美味しそうで、

口に含んだ時の味・食感も絶妙だった。

「なんだ、こんな感じでいいのか」と少し肩の力が抜ける。


そうかと思えば、

私がいつもザク切りにしているピクルス用のたまねぎを

母はものすごく細かく刻んでいて、

思わず「前からそんなに薄く切ってた?」と聞くと

「そうよ、これぐらい」と母。


やはり料理もTPO。


側で見ていて感じたことは、

・料理は神経質にならなくて良い。大切なのは、手際の良さと全体のバランス

・味も見た目も美味しい料理は、食材がふんだんに使われている

・自家製の調味料や作り置きが、調理の助けとなる

という3点。


そして、ふと思い出したのは、

絵の具も6色でなく、12色とか24色とか持ち合わせが多いと色に深みが出ること。


母からもらった食材と、新たに買い足した品で料理を始めてはや数日。

「なんとなく不味い料理」が、少しずつ「美味しい料理」に変わりつつある。

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