家事の工夫

子どもの頃、小さい妹に洗濯物を手伝わせるために「洗濯物たたみゲーム」をしばしば開催していた。ゲームと聞いて途端にやる気になった妹と用意ドンで次々洗濯物をたたんでいく。(洗濯物はアイテムごとにタオルは1点、靴下は2点、大人の衣類は4点など点数化し、最終的にたたんだアイテムの合計得点の高い方が勝ちという具合だった)。

一人ではたたむのが億劫な洗濯物も、遊びにしてしまえば楽しいものだった。


さて、実家を出てから面倒だなと思う家事に「お風呂掃除」がある。

それこそ、子どもの頃は水遊びの延長で何の苦にもならなかったけれど、今はわざわざ入浴とは別に時間を割かなくてはならないのがただただ億劫だった。


そこで、「お風呂掃除ゲーム」である。

さあ、もうお風呂から上がるぞというタイミングでバスタブの栓を抜く。そして、お湯が流れ切る前にすばやくアクリルたわしでバスタブを全体を磨いていく。みるみるお湯は少なくなっていくので、絶妙な緊迫感の中、掃除に集中。最後はシャワーを自分ごとざっと流しておしまいである。

ここに行き着くまでは紆余曲折あった。けど、やはり遊びにすることでぐっとお風呂掃除へのハードルは下がったのだった。

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