売り場の一角に、ヴィンテージの人形が所狭しとざっと数えて80体くらい。
先日、ふらっと立ち寄った東急ハンズの催事にて、ドリームペッツに遭遇した。
おもわず「え、夢?」と目をこすっていたに違いない。
店員さんもいない。
恐る恐るその中から1体手に取ってみると、なんと500円玉3枚+税という衝撃のプライス。
即座にお値打ち価格と思った私は少し感覚が麻痺してるんだろうか。
もちろん、保存状態のよいものは更にその1.5から2倍程度の価格設定になっていたけれど、それにしたって、一度にこんなに沢山のドリームペッツにお目にかかれる機会はそうそうないから、その時点で気分は最高潮。
タグにはばっちり「PROD. OF JAPAN」と記載があるし、アメリカンフェアと謳ってるけど、この子たち正真正銘日本生まれじゃないと、時を越えはるばる生まれ故郷に戻ったきた人形たちを見て、その光景に少し胸が熱くなる。
結局、悩みに悩んだ結果、カンガルーの人形を1体選んだ。
中学生の頃に読んだ文献で見覚えがあったし、何よりドリームペッツへのオマージュとして作られたプレイセットプロダクツの「モダンペット」にも通じるようなハットやハンドバッグといったお洒落な装いと、愛くるしい大きな瞳にがっちりハートを捉まれた。
しばらく眺めるばかりだったけど、そろそろ毛玉や埃を取ったり一度メンテナンスしてあげないなぁと思っている。
